探偵は依頼者の秘密をどこまで守れるのか？

こんにちは、アイスターオフィス札幌相談室です。

今回は、多くの方がご不安に思われる「探偵への依頼内容の秘密保持」について、お話ししたいと思います。

探偵業と守秘義務

「探偵に相談した内容は本当に秘密にしてもらえるの？」

この質問は、札幌をはじめとする北海道各地の相談室でもよくいただきます。

特に北海道のような地方では、「知り合いの多さ」から情報漏洩のリスクを心配される方も少なくありません。

全国と同様に北海道でも、探偵業は「探偵業の業務の適正化に関する法律」によって規制されており、業務上知り得た秘密を守る義務が法的に定められています。

これに違反すると罰則の対象となります。

探偵業界における秘密保持の現状

全国には数多くの探偵事務所が存在します。しかし残念ながら一部には、守秘義務に対する意識が低いと感じられる事務所も見受けられます。

最近気になるのは、インスタやYouTubeなどのSNSに調査現場の写真をモザイク処理して投稿するケースです。「●●●で張り込み」などとハッシュタグやメッセージコメントをつけた投稿を見かけることがあります。

これらは明らかな情報漏洩のリスクがあり、弊社では絶対に許可しない行為です。

北海道の地方では、モザイク処理をしていても、場所や状況から個人が特定される可能性は否定できません。また、ご依頼者様がその投稿を見た時、どう思うのでしょう。

弊社はご依頼者様の情報保護を最優先に考え、SNSでの業務関連投稿は全面的に禁止しています。

守秘義務が守られないリスクとは

一般的に以下のような場合、情報が第三者に漏れる可能性があります。

違法な調査依頼の場合

違法行為に関する依頼は警察への通報義務が生じます。

裁判所からの命令がある場合

法的手続きの中で情報提供を求められることがあります。

SNSに投稿する調査員がいる事務所

前述のように、調査現場の写真をSNSに投稿するような調査員がいる事務所は危険です。

地方特有の「知り合いの多さ」

北海道の小さな町では、調査対象者と探偵が知り合いである可能性も否定できません。

事例から学ぶ、守秘義務違反の実態

ある探偵事務所では、若手調査員がSNSに「調査中の投稿」として動画を投稿し、問題となったケースがありました。背景に映った特徴的な建物から場所が特定され、ご依頼者様に不安を与える事態となったとのことです。

また別のケースでは、調査員が友人との会話で「今、面白い案件があって…」と話したことが、その友人を通じてご依頼者様の知人に伝わり、トラブルになった話を聞いています。

札幌のような都市でも、人の繋がりは想像以上に密接なのです。

信頼できる札幌の探偵事務所の選び方

北海道、特に札幌で信頼できる探偵事務所を選ぶポイントをご紹介します。

アイスターオフィス札幌相談室の守秘義務への取り組み

私たちアイスターオフィス札幌相談室では、北海道の地域特性を踏まえた守秘義務体制を構築しています

依頼者様ご自身でできる秘密保持のための対策

札幌や北海道で探偵に依頼する際、ご自身でもできる秘密保持のための対策をご紹介します：

• 相談時の配慮：電話相談の際は、周囲に人（お子様など）がいない環境で行いましょう。
• 面談場所の選択：知人に会う可能性の低いエリアでの面談を希望することも一つの方法です。
• 連絡手段の管理：調査期間中は、スマホの管理はしっかり行いましょう。
• SNSでのチェック：依頼前に事務所のSNS投稿をチェックし、不適切な投稿がないか確認を。
• 契約書の確認：守秘義務について明記されているか、必ずチェックしましょう。

まとめ：探偵に安心して依頼するために

「探偵は秘密を守ってくれるのか？」という問いには、「信頼できる探偵事務所であれば、守秘義務は徹底されている」とお答えできます。

特に北海道のような地域性を持つ場所では、地元に精通しながらも、守秘義務意識を持った探偵事務所を選ぶことが重要です。

探偵への依頼を検討されている方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。相談は無料で承っております。札幌市内はもちろん、道内各地からのご相談にも対応しています。

※個人情報保護の観点から、すべてのご相談は厳格な秘密保持のもとで対応いたします。